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LINEヤフー、AIエージェント「Agent i」新領域8種を公開 10月に単独アプリ化へ

LINEヤフー、AIエージェント「Agent i」新領域8種を公開 10月に単独アプリ化へ

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LINEヤフーは8月28日、対話型AIエージェント「Agent i」の新たなプロトタイプ8種を報道機関向けに公開した。あわせて10月には、これまで対話アプリ「LINE」などを経由して提供してきたエージェント機能について、単独のアプリとしても展開する方針を明らかにした。

新プロトタイプ8種と単独アプリ化

今回公開された8種は、画像から予定を自動検出して登録を提案する「カレンダー」、トークやアルバムの写真をショート動画にする「トーク/アルバム動画」、画面操作を順序立てて案内する「WEB操作ガイド」、スクリーンショットを自動整理する「スクショ管理」、予定に合わせて起床時間を自動調整する「目覚まし」、写真から台本・テロップ付きの動画を生成する「ショート動画作成」、テーマに関する時系列の情報を自動で整理する「情報自動追跡」、ペットの健康管理と買い物提案を行う「ペットライフ」だ。

Agent iは2026年4月20日にレシピや旅先プランを提案する7領域のエージェントとして始まり、この4カ月間で約4倍の27領域に拡大した。平均日間利用者数(DAU)は1,200万人に達しており、10月までに40領域への拡大を目指すという。

提供体制も広がる。これまでのLINEのタブや「Yahoo! JAPAN」検索窓横の専用アイコンを経由する提供に加えて、10月には米アップルのiOSや米グーグルのアンドロイド向けに、Agent i単独のアプリをリリースする。専用アプリ化によってエージェントへの入り口を増やすとともに、AIに任せるタスクの高度化にもつなげたい考えだ。

量産体制を支える組織改革

こうした急速な拡大を支えるため、LINEヤフーは9月1日から「Agent i全社横断タスクフォース」を本格稼働させる。最高プロダクト責任者(CPO)の慎ジュンホ氏がタスクフォース長を務め、全社から人材をアサインした約20のワーキンググループを設置し、「10倍の量産体制」の構築を進めるとしている。9月からは少数精鋭の社内チームに体制を見直し、AI中心で開発を進める仕組みを整えたという。慎氏は「試行錯誤のスピードが何十倍、何百倍も速くなっている。期待以上にAI駆動型の進化を感じている」と述べている。

7領域から27領域、そして40領域へと矢継ぎ早にエージェントを増やす動きは、機能の量だけでなく、それを生み出す社内の開発体制そのものをAI活用によって作り変えようとする試みでもある。ペットライフのように買い物提案を組み込んだエージェントも登場しており、日常のタスク代行から一歩進んで、生活の中の購買行動にAIエージェントがどこまで入り込んでいくかも注目される。

情報源:

観察日:2026-08-31|Commerce × AI Observatory