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YouTube、「Ask YouTube」をショッピング機能に拡張 アフィリエイトは年末までに35カ国へ

YouTube、「Ask YouTube」をショッピング機能に拡張 アフィリエイトは年末までに35カ国へ

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YouTubeは2026年9月23日、年次イベント「Made on YouTube 2026」で、AI会話型検索機能「Ask YouTube」をショッピング向けに拡張すると発表した。ユーザーが自然言語で欲しい商品について尋ねると、好みに応じた属性で商品を比較する表を作成して提示し、視聴中の動画のページ上でそのまま追加の質問もできるようになる。あわせて、動画の視聴データを裏付けとするYouTubeショッピングのアフィリエイトプログラムについても、対象国を年末までに35カ国へ広げるなど拡大を発表した。

Ask YouTubeとは何か、今回のショッピング拡張の内容

Ask YouTubeは、視聴者が会話形式で動画の内容について質問できる検索機能として導入され、今回のアップデートで「ショッピングの相棒」としての役割が加わった。ユーザーが商品について尋ねると、個々の好みに応じた比較表を生成して推薦する仕組みで、動画の視聴ページ上でも続けて質問できる。YouTube独自のGeminiモデルが、複雑な質問の内容を「その質問に答えている動画内の該当箇所」に対応づける仕組みで、YouTubeでViewer AI領域のプロダクト管理を担当するVPエミリー・モクスリー氏は、これによって受動的な検索が、動画やクリエーターとのより深いつながりに変わると説明している。

Ask YouTubeの利用は前年末比500%超の急成長

YouTubeによれば、Ask YouTubeの2026年6月の利用者数は1億4,000万人を超え、2025年12月と比べて500%超増加した。視聴者が信頼するクリエーターから商品について学ぶという既存の行動パターンに沿った機能拡張だとしている。

アフィリエイトプログラム、参加クリエーター130万人超・GMVは2年で13倍に

YouTubeショッピングのアフィリエイトプログラムには現在130万人を超えるクリエーターが参加しており、この2年間で流通取引総額(GMV)は13倍に拡大した。ここでいう「ショッピングタグ」とは、クリエーターが動画・Shorts・ライブ配信の画面上に商品を直接タグ付けし、視聴者がその場でタップして商品ページに移動できるようにする機能で、アフィリエイトプログラムによる収益化の中核を担う仕組みである。YouTubeによれば、このショッピングタグは概要欄にリンクを貼る場合と比べて2倍以上のクリックを生んでいるという。今回の対象国拡大やAmazon連携の強化は、このショッピングタグを使える範囲を広げる取り組みにあたり、Ask YouTubeが比較表で薦める商品も、最終的にはこのタグを通じて購入につながる設計になっている。対象国は年末までに35カ国へ拡大する計画で、越境販売時のタグの現地化にも対応する。

Amazon商品のタグ付けは米国では既に導入されており、今後数週間でインドとブラジルにも展開される予定だという。あわせて、小売事業者がクリエーターに特別なコミッション率やボーナスを提示できる新機能「Affiliate Campaigns」も導入する。

同時発表のAIクリエーター機能

同イベントでは、ショッピング関連以外にも複数のAI機能が発表された。自然言語のプロンプトでホーム画面のフィードを自作できる「カスタムフィード」、ShortsやYouTube Createアプリでの会話形式の動画編集ツール、最大3パターンの動画を同時にテストできるYouTube Studioの動画A/Bテスト機能、2027年初めのパイロット開始を予定するライブ配信のリアルタイム自動吹き替え機能などが含まれる。

情報源:

観察日:2026-09-24|Commerce × AI Observatory