Commerce × AI Observatory
← 米国の記事一覧へ
米国
Adobe、顧客対応の「Brand Concierge」をNVIDIAのオープンモデルを使って最適化 NVIDIAも自社サイトの顧客対応に選ぶ、企業向けは年内に提供

Adobe、顧客対応の「Brand Concierge」をNVIDIAのオープンモデルを使って最適化 NVIDIAも自社サイトの顧客対応に選ぶ、企業向けは年内に提供

AdobeNVIDIA#顧客対応エージェント#Brand Concierge#オープンモデル#Nemotron#米国市場

AdobeとNVIDIAは10月15日、3月に発表した戦略提携を広げると発表した。Adobeは、ブランドが顧客と会話するためのエージェント「Brand Concierge」を、NVIDIAのオープンモデル「Nemotron」を使って最適化した。NVIDIA自身も、NVIDIA.comでの顧客対応にBrand Conciergeを選んだ。最適化した版は、企業の顧客に年内に提供する。

Brand Conciergeを、Nemotronを使って最適化

Adobeによれば、Brand Conciergeは、ブランドのウェブサイトなどを、メニューや検索窓ではなく、会話で使えるようにするAIアプリケーションだ。エージェント型のAIが、訪問者の意図をつかみ、商品や情報の探索、見込み客の見極め、ライブチャット、打ち合わせの調整などを行う。応答は、自社が持つデータと、承認済みのコンテンツに基づく。

今回、AdobeとNVIDIAは、Brand ConciergeをNemotronのオープンモデルを使って最適化したと発表した。リリースは、企業が質の高い会話体験を大規模に提供するための、柔軟で効率のよい方法になるとしている。最適化した版は、企業の顧客に年内に提供する。

NVIDIAは、自社サイトの顧客対応にBrand Conciergeを選択

リリースによれば、NVIDIAは、NVIDIA.comでの、顧客に合わせた対応に、Brand Conciergeを選んだ。組織のデータとコンテンツに基づいて応答し、Nemotronで質の高い応答を素早く大規模に返すとしている。選んだ理由として、リリースは、自社のデータや情報を取り込めること、高度にカスタマイズした導入ができること、問い合わせに素早く答えられること、Nemotronの力を生かせることを挙げている。

クリエイティブ製品も、NVIDIAのチップ向けに最適化

AdobeとNVIDIAは、Photoshop、Premiere、Substance 3Dについても、NVIDIAのチップ「RTX Spark」向けに最適化したと発表した。AI処理、編集、色調整、エフェクトが、最大2倍速くなるという。

3月の提携で、Adobeは、Adobe Experience Platformを使った大規模なエージェント型のワークフローについて、NVIDIAのAgent ToolkitとNemotronを評価するとしていた。今回の発表は、その提携を土台にしている。AdobeとNVIDIAは、11月10日から12日のAdobe MAXで、クリエイター向けの新しい進展を披露する予定だ。

情報源:

観察日:2026-10-20|Commerce × AI Observatory